コミック図鑑 COMIC ZUKAN
SF完結済み

銃夢

原作:木城ゆきと / 全9巻・完結 / アニメ第1期まで放送
アニメの続きはココから
銃夢 の表紙
vol.1
アニメ OVA(全2話) = 原作 ①〜②巻
続きが読めるのは
3巻から
完結済み(全9巻)なので一気読みOK
3巻を電子書籍で読む
1巻から試し読みアニメを動画配信で観る
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どんな作品?

『銃夢』は、木城ゆきとによる伝説的サイバーパンクアクション漫画。舞台は空中都市ザレムの真下に広がる屑鉄町(スクラップヤード)。記憶を失った全身サイボーグの少女ガリィは、心優しき技術者イドに拾われ、賞金稼ぎとして荒廃した街で生きる術を身につけていく。過去の自分が何者だったのかを探る旅は、やがて人間とは何か、機械と魂の境界とは何かという根源的な問いへとつながっていく。1993年には劇場公開ではなくOVA(オリジナルビデオアニメ)として全2話が制作されたが、原作序盤のエピソードを再構成したパラレル的な内容であり、原作特有のキャラクターや設定の一部は登場しない点に注意したい。全9巻で完結済みの単独作品であり、後の『銃夢LAST ORDER』『銃夢火星戦記』とは別の連載作品である。

あらすじ

空中都市ザレムの真下、ゴミと機械が積み重なる街「屑鉄町(スクラップヤード)」。そこで技術者イドに拾われたのは、記憶を失った全身サイボーグの少女だった。名前も過去も分からない彼女に、イドは「ガリィ」という名を与える。荒廃した街で生き抜くため、ガリィは賞金稼ぎ(ハンター・ウォリアー)としての道を選び、危険な仕事に身を投じていく。しかし彼女の中に眠る戦いの記憶と力は、次第に彼女自身の正体そのものを揺るがしていくことになる。誰かに与えられた名前で生きていくのか、それとも自分自身の手で過去を掘り起こしていくのか。人間と機械、記憶と自我の境界を問う伝説的サイバーパンク漫画の幕開けを、ぜひここから見届けてほしい。

見どころ

1
記憶なき少女ガリィと屑鉄町の残酷な世界観
全身を機械に置き換えられ、過去の記憶を失った少女ガリィ。彼女が目覚める屑鉄町(スクラップヤード)は、空中都市ザレムに支配された貧困と暴力が渦巻く場所として容赦なく描かれる。作り込まれた世界観が物語全体の説得力を支えている。
2
パンツァー・クンストが刻む硬派な格闘描写
ガリィの体に眠る古の武術「パンツァー・クンスト」が発現していく過程は、単なる強さのインフレではなく、彼女自身の正体を探る手がかりとしても機能する。緊迫感のある一戦一戦に目が離せない。
3
OVAでは描かれなかった「なぜ生きるのか」という問い
1993年のOVAは屑鉄町での出会いから賞金稼ぎとして歩み出すまでを描く導入部にとどまるが、原作はその先で人間と機械の境界、記憶と自我のありかたを深く掘り下げていく。ここから始まる長い物語こそが本作の核心である。

こんな人におすすめ

80〜90年代の硬派なサイバーパンク漫画に触れてみたい人
1993年OVAを観て、ガリィのその後の運命が気になった人
『アリータ:バトル・エンジェル』の原作を知りたい人

アニメと原作の対応表

アニメ原作の巻話数
OVA 第1話「ラスティ・エンジェル」1巻相当(設定・展開に変更あり)全1話
OVA 第2話「ティアーズ・サイン」2巻相当(設定・展開に変更あり)全1話
アニメ未放送 = 原作 3 から(最終9巻まで)

管理人レビュー

管理人の総評
★★★★3.9/ 5.0

1993年に制作されたOVA『銃夢』は、屑鉄町でガリィが目覚めるところから彼女が賞金稼ぎとして生きていく決意を固めるまでを描いた全2話の作品で、原作の1巻・2巻に相当するエピソードが下敷きになっている。ただし尺の都合上、原作に登場するキャラクターや設定の一部が省略・変更されたパラレル的な構成になっており、原作序盤の「そのままの再現」ではない点は留意したい。原作は全9巻で完結しており、OVAの先、つまり3巻以降にはガリィの正体やザレムを巡る陰謀など、シリーズの核となる展開が待っている。荒廃した世界観と硬派なアクション、そして人間とは何かを問う哲学的なテーマが同時に味わえる名作であり、続編の『銃夢LAST ORDER』『銃夢火星戦記』へと続く長い物語の出発点として、原作でこそ読む価値がある一冊だ。

サイバーパンク的世界観
4.5
アクション・格闘描写
4.0
キャラクターの深み
3.8
続きの気になり度
4.0

この作品が好きな人へ

完結済みだから、
3巻から最後まで一気読み
電子書籍で3巻を読む
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