恋愛
ゆびさきと恋々
原作:森下suu / 全14巻・連載中

vol.1
どんな作品?
『ゆびさきと恋々』は、先天的に耳が聞こえない大学生・雪と、幼少期をアメリカで過ごし手話が得意な想が、大学の手話サークルをきっかけに惹かれ合っていく恋愛漫画。声を交わさなくても伝わる想いや、指先の会話がもどかしくも愛おしく描かれる。2019年からデザートで連載中で、単行本は14巻まで刊行。アニメは2024年冬に全12話で放送され、雪と想の関係が動き出す6巻前半のエピソードまでが映像化された。続きは6巻の後半(第22話)から。手話という題材を丁寧に扱いながらも、恋愛描写そのものは王道で入りやすい作品になっている。
あらすじ
生まれつき耳が聞こえない大学生・雪は、手話サークルで帰国子女の想と出会う。声を交わさずとも心を通わせられる相手に、雪は少しずつ惹かれていく。一方の想も、屈託なく手話で語りかけてくる雪に興味を抱き始める。言葉ではなく指先から始まる、不器用でまっすぐな恋の物語。
見どころ
1
手話で紡がれる恋の“間”が新鮮
声を出さないやり取りだからこそ生まれる沈黙や視線の芝居が丁寧に描かれ、既存の恋愛漫画にはない緊張感とときめきがある。
2
雪の内面描写の繊細さ
聞こえないことによる孤独や葛藤を過度にドラマチックにせず、日常の中の小さな戸惑いとして自然に描いている点が高評価。
3
サークル仲間との群像劇も見どころ
雪と想の二人だけでなく、周囲の友人たちの恋愛模様も並行して描かれ、青春群像劇としても楽しめる構成になっている。
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
第1期 1〜12話1〜6巻(前半)全12話
管理人レビュー
アニメ1期は6巻前半(第21話)までの映像化で、続きは6巻後半の第22話から。声を交わさない二人の距離が少しずつ縮まっていく過程がじっくり描かれており、アニメで止まった直後の展開こそがこの作品の恋愛描写の核心に触れる部分になる。連載中のため完結までの巻数は確定していないが、現時点で14巻まで刊行されており、続きを追う分量としても手頃。丁寧な心理描写を求める人ほど原作に進む価値がある一作。
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