恋愛
佐々木と宮野
原作:春園ショウ / 全11巻・連載中
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どんな作品?
『佐々木と宮野』は、春園ショウによるpixivコミック連載のボーイズラブ漫画。強面ながら後輩の面倒をよく見る高校2年生・佐々木と、BL漫画好きだが自分の気持ちには疎い同級生・宮野。ひょんなことから交流を持つようになった二人は、互いの日常に少しずつ入り込んでいく中で、友情とは違う特別な感情に気づいていく。声を荒げることも大げさな演出もない、日常のちょっとした仕草や間の中に恋心を滲ませる繊細な描写が高く評価されている作品。2016年にpixivで連載を開始し、2026年で10周年を迎えた現在も連載中で、単行本は既刊11巻。TVアニメは2022年に全12話が放送され、原作序盤からおよそ6巻付近までを映像化。続く劇場版「佐々木と宮野-卒業編-」(2023年)では、宮野の卒業前後にあたる6巻後半から7巻の内容が描かれた。
あらすじ
強面で口数は少ないが後輩に慕われている高校2年生の佐々木は、ある日、同級生の宮野が読んでいた漫画を偶然目にする。それはボーイズラブ漫画だった。気まずさを覚えつつも、興味本位でその内容について尋ねたことをきっかけに、二人は少しずつ言葉を交わすようになっていく。特別なことは何も起きていないはずなのに、佐々木は宮野と過ごす時間の中に、これまで感じたことのない居心地の良さを見出していく。
見どころ
1
大げさな演出に頼らない、繊細な距離の詰め方
劇的な告白シーンに頼らず、ふとした瞬間の視線や会話の間に気持ちを滲ませる演出が、本作ならではの読み心地を作り出している。
2
対照的な二人の性格が生み出す絶妙な化学反応
面倒見がよく物怖じしない佐々木と、繊細で不器用な宮野。正反対な二人が互いに影響を与え合いながら変化していく様子が丁寧に描かれる。
3
劇場版でも描かれていない、8巻から先の関係
TVアニメと劇場版で宮野の卒業までが描かれたが、それ以降の二人の関係の深まりは、連載中の原作でしか読むことができない。
こんな人におすすめ
派手な展開よりも、じっくりと積み重なる関係性を楽しみたい人 アニメ・劇場版を観て、卒業後の二人が気になっている人 繊細な心理描写が魅力のボーイズラブ作品を探している人
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
TVアニメ 1〜12話1〜6巻付近全12話
劇場版「卒業編」6巻後半〜7巻劇場版1本
管理人レビュー
TVアニメが原作6巻付近まで、続く劇場版「卒業編」が6巻後半から7巻までを映像化しており、宮野の卒業という一つの節目まではアニメ・劇場版で丁寧に追うことができる。ただし新規のTV続編は制作されておらず、卒業後の二人がどのように関係を深めていくのかは、連載が続く原作8巻以降でのみ描かれている。派手な事件が起きるタイプの作品ではないからこそ、二人の間に流れる空気の変化を味わうために、腰を据えて原作を読み進めたくなる一作。
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