ドラマ
ブルーピリオド
原作:山口つばさ / 全19巻・連載中

vol.1
どんな作品?
『ブルーピリオド』は、山口つばさによる月刊アフタヌーン連載の漫画。優等生として要領よく学校生活を送っていた矢口八虎が、偶然出会った一枚の絵に心を揺さぶられ、美大受験という未知の世界に足を踏み入れていく青春群像劇。「才能とは何か」「好きを仕事にするとはどういうことか」といった普遍的なテーマを、美術という専門性の高い題材を通して丁寧に描き、美術に詳しくない読者でも引き込まれる構成が高く評価されている。2026年7月時点で連載中・既刊19巻。アニメは2021年に第1期(全12話)が放送され、原作1〜6巻の内容が映像化された。続編の制作は本稿執筆時点で正式発表されていない。
あらすじ
成績も良く、友人関係も要領よくこなしてきた高校生・矢口八虎。だが心のどこかで、自分の生き方に虚しさを感じていた。ある朝、美術準備室で偶然目にした一枚の絵に、なぜか目が離せなくなる。誰かに評価されるためでも、要領よく片付けるためでもなく、ただ自分の内側にあるものをキャンバスにぶつける行為。その衝撃をきっかけに、八虎は美術という、これまで縁のなかった世界に足を踏み入れていく。不安と手応えが入り混じる、遅れてきた挑戦の日々が始まる。
見どころ
1
「なぜ描くのか」を真正面から問う青春群像劇
美術という専門性の高い世界を舞台にしながらも、努力・才能・自己表現といったテーマは普遍的で、美術に詳しくない読者にも刺さる内容になっている。
2
受験美術のリアルな厳しさと熱量
美大受験というシビアな競争の中で、登場人物たちがそれぞれの武器を見つけていく過程が丁寧に描かれ、単なるサクセスストーリーに終わらない奥行きがある。
3
7巻以降で描かれる、美大入学後の新たな挑戦
アニメでは描かれなかった7巻以降では、矢口八虎が美大生として新しい環境や価値観に触れていく。原作でしか読めない続きがここから始まる。
こんな人におすすめ
「好きなことを仕事にする」というテーマに関心がある人 アニメ1期を観て、八虎のその後の挑戦が気になっている人 受験や進路に悩んだ経験のある人、創作に興味がある人
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
第1期 1〜12話1〜6巻全12話
管理人レビュー
アニメ第1期は原作1〜6巻、美大受験に挑む一年間を丁寧に映像化しており、絵を描く楽しさと厳しさの両方が伝わってくる構成になっている。7巻以降はアニメ未収録の続きとして原作のみで読める部分であり、美大合格後の八虎が新たな環境でどう変わっていくかが描かれていく。連載は現在も続いており、今後のアニメ化動向にも注目したい作品。美術の専門知識がなくても、努力し続ける人間の姿として素直に胸を打たれる一作。
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