ドラマ完結済み
四月は君の嘘
原作:新川直司 / 全11巻・完結 / アニメ第1期まで放送

vol.1
アニメ 第1期(全2クール) = 原作 ①〜⑪巻
続きが読めるのは
1巻から
完結済み(全11巻)なので一気読みOK
どんな作品?
『四月は君の嘘』は新川直司による月刊少年マガジン掲載作品。2014年10月〜2015年3月にかけてTVアニメが全22話放送され、原作全11巻を完全映像化した。アニメ・原作ともに完結済みで、有馬公生とかをりが辿り着く感情の終着点まで全て体験できる。ピアノとヴァイオリンの演奏描写に息を呑む映像美があり、原作では楽譜を思わせるコマ割りとモノローグの密度が際立つ。音楽が苦手でも確実に心に刺さる名作。
あらすじ
かつてピアノの天才少年と称えられた中学2年生の有馬公生は、厳しい母の指導のもと「楽譜通りに弾く機械」として名を馳せていた。しかし母の死をきっかけに、自分の演奏が自分自身に聴こえなくなるという症状が現れ、ピアノを弾けなくなってしまう。それから2年、色彩のない日常を送る公生の前に、友人の紹介で一人の少女が現れる。宮園かをり——ヴァイオリンを奏で、型破りで自由な演奏で聴衆を圧倒する少女だ。
かをりとの出会いは、公生の世界を一変させる。彼女に連れられて舞台に上がることになった公生は、かをりのピアノ伴奏を担当することになるが、演奏中に音が途絶える恐怖と向き合わなければならなかった。かをりの熱量と強引さに引っ張られながら、公生は少しずつ「音楽を楽しむこと」の意味を思い出し始める。チェロの椿、サッカー部の渡のトライアングルを経て、四人の青春は大きなうねりとともに動いていく。
TVアニメは2014年秋から2015年春にかけて全22話放送され、原作11巻を全て映像化した。アニメでは美麗な作画と音楽が演奏シーンに命を吹き込み、原作では細かいモノローグとコマ割りが心の動きを丁寧に伝える。両方に異なる感動がある作品だ。
見どころ
1
アニメ・原作ともに完結——11巻を通して体験できる
TVアニメ22話は原作11巻を忠実に映像化した。原作には音楽の演奏シーンでの心理描写と会話の余白が豊富で、アニメでは伝わりにくい静寂の美しさがある。アニメで感動した後に原作を読むと、また別の感動が待っている。
2
音楽を「聴こえる」ように描く稀有な漫画表現
ピアノやヴァイオリンの音楽を漫画のコマで表現する手法が秀逸で、演奏シーンではリズム・強弱・感情が視覚的に伝わってくる。原作で読むと、アニメで流れた楽曲と重ねて「あのシーン」の映像が脳内に蘇る体験が生まれる。
3
青春と別れをテーマにした普遍的な感情
本作は音楽の物語であり、成長の物語であり、別れの物語だ。公生がかをりとの出会いを経て再び音楽と向き合うまでの心の動きは、読んだ誰もが自分の「あの頃」と重ね合わせる普遍性を持っている。
こんな人におすすめ
アニメで涙した後、原作でも同じ感動を別の形で体験したい人 短くコンパクトな全11巻の完結作を丁寧に読みたい人
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
第1クール 1〜11話1〜5巻全11話
第2クール 12〜22話6〜11巻全11話
アニメ未放送 = 原作 1巻 から(最終11巻まで)
管理人レビュー
全22話のアニメは原作の繊細なモノローグと演奏シーンを丁寧に映像化した傑作だった。音楽を映像と音で体験できるアニメと、心理描写の密度で勝負する原作、それぞれの強みが異なる。特に原作終盤の感情の重みはコマとセリフの配置が神がかっており、読み終えた後の余韻は唯一無二だ。全11巻でしっかり完結しているため、読むハードルも低い。音楽漫画の頂点のひとつとして強く推せる作品だ。
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