ホラー完結済み
エルフェンリート
原作:岡本倫 / 全12巻・完結 / アニメ第1期まで放送

vol.1
アニメ 第1期 = 原作 ①〜⑦巻
続きが読めるのは
8巻から
完結済み(全12巻)なので一気読みOK
どんな作品?
『エルフェンリート』は、額から角のような突起を持つ新人類ディクロニウスの少女ルーシーが、施設からの脱走中に人格を失って「ニュウ」となり、心優しい青年コウタの家に転がり込むところから始まる物語。目に見えない凶器「ベクター」による凄惨な暴力描写と、居場所を求める孤独な魂たちの繊細な人間ドラマが同居する、賛否両論ながら熱狂的な支持を集めるダークファンタジーである。アニメは2004年に全13話で放送され、原作のおよそ7巻あたりまでの展開を基にしているが、放送当時原作が連載中だったこともあり、終盤はアニメ独自の着地点へと向かう構成になっている。原作はその後もルーシーたちの過去と因縁を丁寧に掘り下げながら進み、全12巻で完結している。
あらすじ
平和な田舎町の海辺に、全身傷だらけの奇妙な少女が流れ着いた。額に小さな角のような突起を持つその少女は、記憶をほとんど失い「ニュウ」としか言葉を発せない。青年コウタと従妹のユカに拾われたニュウは、彼らの家でぎこちない共同生活を始める。しかしニュウの正体は、研究施設から命がけで脱走した新人類ディクロニウス「ルーシー」だった——目に見えない凶器「ベクター」を操るその力は、平穏な日常を静かに揺さぶり始める。優しさと絶望が紙一重で同居する、忘れがたいダークファンタジーの幕が上がる。
見どころ
1
静と動の落差が生む強烈な読後感
牧歌的な田舎の暮らしを描く穏やかな場面と、ベクターによる圧倒的な暴力描写が交互に訪れる構成。この振れ幅の大きさこそが本作最大の個性であり、多くの読者の記憶に焼き付く理由になっている。
2
ニュウ/ルーシーというキャラクターの深さ
人格が入れ替わるヒロインの中に眠る孤独と怒り、そして僅かな救いを求める心の動きが、巻を追うごとに丁寧に描かれていく。アニメだけでは見えてこない背景が原作には詰まっている。
3
アニメでは描き切れなかった過去と結末
アニメ終了時点ではまだ明かされていない登場人物たちの生い立ちや、物語全体を貫く因縁の正体は、原作8巻以降でじっくりと回収されていく。
こんな人におすすめ
重厚な人間ドラマとショッキングな展開を両方楽しみたい人 伏線が丁寧に回収されるダークファンタジーが好きな人
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
第1期 1〜7話1〜4巻全7話
第1期 8〜13話4〜7巻全6話
アニメ未放送 = 原作 8巻 から(最終12巻まで)
管理人レビュー
アニメ版は限られた話数の中で世界観とキャラクターの魅力を凝縮して見せてくれるが、原作連載が同時進行だった事情もあり、物語の核心部分はアニメの先、8巻以降にこそ多く残されている。ルーシーやコウタを取り巻く因縁が丁寧に紐解かれていく後半は、アニメ版の衝撃を超える読み応えがある。全12巻で完結済みのため、続きを心置きなく最後まで追える点も魅力である。
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