『ダーウィンズゲーム』は、FLIPFLOPsによる別冊少年チャンピオン連載のバトル漫画。平凡な高校生・須藤要は、親友の京田浩之が行方不明になった直後、彼から届いたメッセージをきっかけにスマートフォンアプリ「ダーウィンズゲーム」に足を踏み入れてしまう。参加者には「シギル」と呼ばれる固有の異能力が与えられるが、そこは一度始めたら生きて抜け出すことがほぼ許されない、命懸けの殺し合いの舞台だった。要は仲間たちと手を組みながら次々と現れる強敵との死闘をくぐり抜け、やがてゲームを主催する組織の正体に近づいていく。異能力バトルの駆け引きとデスゲームのサバイバル要素、背後に潜む陰謀という複数の軸が絡み合い、連載を通じて多くの読者を惹きつけた。原作は2013年1月に連載を開始し、2023年11月に完結、2024年1月5日発売の第30巻をもって全30巻の物語に幕を下ろしている。TVアニメは2020年1月から3月にかけて全11話が放送され、原作8巻の途中(game#31)までを映像化した。
須藤要は、これといった特徴のない、ごく平凡な毎日を送る高校2年生でした。しかしある日、親友の京田浩之が突然行方不明になってしまいます。京田を捜すうちに、要は彼が最後に触れていたスマートフォンアプリ「ダーウィンズゲーム」の招待を受け取ることになりました。何の気なしにそのアプリを起動した要でしたが、それが自分の人生を一変させる出来事になるとは、このとき知る由もありませんでした。
アプリを起動した瞬間から、要は正体不明の相手に命を狙われる立場に置かれてしまいます。「ダーウィンズゲーム」は、参加者同士が殺し合うことを前提とした、恐るべきデスゲームだったのです。参加者にはそれぞれ「シギル」と呼ばれる固有の異能力が与えられ、その力を駆使して他のプレイヤーと戦い、生き残ることを強いられます。一度アプリをインストールしてしまえば、ゲームから抜け出す術はほとんどありません。
窮地に立たされた要でしたが、同じくゲームに巻き込まれた少女や、個性豊かな仲間たちと出会い、少しずつ信頼できる関係を築いていきます。仲間との連携、シギルの能力をいかに活かすかという駆け引き、そして一瞬の判断ミスが死に直結する緊張感のある戦闘描写は、本作最大の見どころです。強敵との戦いを重ねるごとに、要たちは単なる被害者から、自らの意志でゲームに立ち向かう存在へと成長していきます。
物語が進むにつれて、なぜこのようなゲームが存在するのか、誰が何の目的で参加者たちを巻き込んでいるのかという謎も徐々に浮かび上がってきます。異能力バトルとしての派手な戦闘の面白さだけでなく、ゲームの裏に隠された組織の思惑や、参加者たちそれぞれの過去や事情が丁寧に描かれていく点も、本作が長期連載として支持され続けた理由のひとつと言えるでしょう。
TVアニメは2020年1月から3月にかけて全11話が放送され、要たちが仲間を集め、初期の強敵たちと死闘を繰り広げていく序盤から中盤にかけてのエピソードが映像化されました。原作漫画でいうと8巻の途中(game#31)までにあたる部分で、物語としてはまだ多くの謎や強敵たちとの戦いを残した状態で終わっています。原作はその後も全30巻というボリュームまで物語が続き、2023年11月に連載が完結、2024年1月5日には最終巻となる第30巻が発売されました。アニメの続きが気になった方は、原作漫画の8巻から読み進めることで、物語の核心により深く迫っていくことができます。