コメディ
ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜
原作:麻生羽呂(原作)・高田康太郎(作画) / 全22巻・連載中

vol.1
どんな作品?
『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』は麻生羽呂(原作)・高田康太郎(作画)による、ブラック企業社畜がゾンビパニックを「最高の自由」として謳歌するコメディ漫画。2023年放送のテレビアニメ(全12話)は原作6巻までを映像化して完結し、以降のシーズンはまだ制作されていない。原作は月刊サンデーGXで連載中で、直近では22巻まで発売済み。アニメの続きを知りたい人は原作7巻から読み進めるのがおすすめ。
あらすじ
ブラック企業で3年間、休みなく働き続けてきた会社員・赤城丙丁。ある朝目を覚ますと、街はゾンビだらけになっていた。誰もが絶望するはずのその光景を前に、丙丁が最初に思ったのは「もう会社に行かなくていい」という解放感だった。上司も、締め切りも、満員電車もない世界で、丙丁は「ゾンビになる前にやりたい100のこと」というバケットリストを作り、これまで押し殺してきた願いを一つずつ叶えていく決意をする。
やがて丙丁は、同じように理不尽な会社員生活に疲れ果てていた元同僚たちと合流し、ゾンビだらけの東京を生き延びながら旅の仲間を増やしていく。襲いくるゾンビとの攻防はもちろん緊張感があるが、物語の核にあるのはあくまで「今まで我慢してきた人生を取り戻す」という前向きなテーマで、シリアスとギャグの振れ幅の大きさが独特の読み心地を生んでいる。
テレビアニメは2023年に全12話で放送され、原作6巻までの物語を映像化した。続編シーズンは本稿執筆時点でまだ発表されておらず、丙丁たちのその後を知るには原作7巻から読み進める必要がある。
見どころ
1
『働かなくていい』から始まる逆転の発想
ゾンビパニックという絶望的な状況を、ブラック企業からの解放として捉え直す主人公・丙丁の視点が痛快。社会人あるあるを笑いに変える構成が読後感を軽くしてくれる。
2
『やりたい100のこと』が物語のロードマップになる
丙丁が掲げるバケットリストが章ごとの目標になっており、次は何に挑戦するのかという期待感が読み進める原動力になる。ゾンビサバイバルなのにワクワクできる稀有な構成。
3
アニメは6巻までで一区切り、続きは原作だけの体験
2023年放送のアニメ全12話は原作6巻までを丁寧に映像化して終了。続編シーズンは本稿執筆時点で未発表のため、続きが気になる人は原作を読むしかない状況が続いている。
こんな人におすすめ
ゾンビものだけどシリアスすぎない、笑えるサバイバル作品を探している人
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
第1期 1〜12話1〜6巻全12話
管理人レビュー
『ゾン100』は「ゾンビに襲われる恐怖」ではなく「ブラック企業から解放される爽快感」を主軸に据えた、逆転の発想が光る作品だ。アニメ第1期は原作6巻分の物語をテンポよく映像化し、丙丁が仲間と出会いながらバケットリストを一つずつ叶えていく序盤の魅力をしっかり伝えている。ただしアニメはそこで一区切りとなっており、続編の発表はまだない。原作は月刊連載で22巻まで進んでおり、丙丁たちの旅はアニメで描かれた範囲よりずっと先まで続いている。
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