アクション
アンダーニンジャ
原作:花沢健吾 / 全18巻・連載中

vol.1
どんな作品?
『アンダーニンジャ』は、戦後GHQによって公式には解体されたはずの「忍者」が、実は姿を隠しながら20万人規模で社会に潜伏し続けているという設定のダークニンジャ漫画。主人公・雲隠九郎は、下忍組織「NIN」に籍を置きながらも任務らしい任務もなく、日々をだらだらと過ごす無気力な若者として登場する。しかしその正体は、忍者史上最強とも噂される雲隠ニジの血縁に連なる名門の出。日常のけだるさと、突如として牙を剥く容赦のない暴力描写のギャップが持ち味で、『アイアムアヒーロー』の花沢健吾らしい生々しい作画と空気感が全編に漂う。
あらすじ
戦後、GHQによって公式には解体されたことになっている「忍者」。しかしその実態は、およそ20万人もの忍者が姿を隠しながら社会のあらゆる場所に潜伏し続けているというのが、この物語の世界の裏側だ。主人公・雲隠九郎は、下忍組織「NIN」に籍を置く末端の忍者でありながら、これといった任務も与えられず、目的もなくダラダラと日々をやり過ごす自称17歳。傍から見ればただの無気力な若者そのものだが、その血筋は忍者史上最強と噂される雲隠ニジに連なる名門・雲隠一族の出だという。
そんな九郎にようやく回ってきた任務は、公談高校への潜入。70年以上にわたって正体を隠し続けてきたという謎の忍者集団「アンダーニンジャ」の実態を探るという、これまでとは一線を画す内容だった。日常パートのけだるい空気から一転、命の奪い合いへと雪崩れ込む容赦のない暴力描写のギャップは、『アイアムアヒーロー』で知られる花沢健吾らしい生々しさに満ちている。アニメ第1期は原作8巻・71話までを映像化しており、続きが気になった人は9巻から読み進めるのがおすすめだ。
見どころ
1
第1期の続きは9巻から——潜入捜査が本格化する新章へ
アニメ第1期は原作8巻71話までを映像化。続きとなる9巻からは、九郎が公談高校に潜入し、70年以上正体を隠し続けてきた謎の忍者集団「アンダーニンジャ」の調査に本腰を入れていく展開が待っている。
2
脱力系日常と血まみれの暴力が同居する異様な温度感
やる気のない下忍のダラダラした日常描写から、一瞬で命のやり取りに切り替わる緩急のえげつなさが本作最大の個性。読者を油断させておいて刺してくる構成の巧さは花沢作品ならでは。
3
雲隠一族という大きな謎への布石
忍者最強と噂される雲隠ニジとの血縁関係、そして九郎自身の出自にまつわる伏線が随所に張られており、下忍の日常譚がやがて一族の秘密へと接続していく構成に唸らされる。
こんな人におすすめ
アニメ1期を観て、九郎の正体や忍者社会の全貌が気になっている人 淡々とした日常描写から急激に牙を剥く『アイアムアヒーロー』系の緩急が好きな人 潜入・諜報ものとバイオレンスアクションを両方楽しみたい人
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
第1期 1〜12話1〜8巻全12話
管理人レビュー
アニメ第1期は原作8巻・71話までを丁寧に映像化しており、続きとなる9巻からは九郎が高校に潜入して「アンダーニンジャ」の正体に迫っていく、物語が一段ギアを上げるパートに突入する。脱力した日常パートのユーモアと、忍者たちがぶつかり合う場面の容赦ない暴力表現のコントラストは原作でこそ真価を発揮するので、アニメで惹き込まれた人ほど続きを読む価値がある。連載中作品につき今後の展開も楽しみな一本。
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