バトル
終わりのセラフ
原作:鏡貴也・山本ヤマト / 全36巻・連載中

vol.1
どんな作品?
『終わりのセラフ』は、謎のウイルスによって大人がほぼ全滅し、生き残った子供たちが吸血鬼に「家畜」として支配される世界を舞台にした伝奇バトル漫画。孤児院で育った主人公・結城優一郎は、家族同然だった仲間たちを目の前で失い、たった一人生き延びたことで人類軍に保護される。やがて仲間の仇である吸血鬼と、人類を裏で操る組織の両方に立ち向かう決意を固めていく。テレビアニメは2015年に第1期・第2期と続けて放送され、原作コミックスの11巻あたりまでを映像化した。原作は連載開始から10年以上を経てなお続いており、アニメで描かれた「名古屋決戦編」より先には、より大きなスケールの敵と人類側の内部事情が絡み合う展開が待っている。鏡貴也によるプロットと山本ヤマトの画力が組み合わさった疾走感のあるバトル演出は、アニメでも高く評価された。
あらすじ
謎のウイルスによって大人がほぼ全滅した世界。生き残った子供たちは、地上に現れた吸血鬼たちに「家畜」として支配されていた。孤児院で家族のように育った仲間たちと共に地上への脱出を試みた結城優一郎は、その計画が吸血鬼に露見し、目の前で仲間たちを失ってしまう。たった一人生き延びた優一郎は、人類軍に保護されたのち、いつか仲間の仇を討つことを誓い、過酷な戦いの日々へと身を投じていく。
見どころ
1
家族を失った哀しみが原動力になるダークな世界観
大人が死に絶えた世界で、子供たちが吸血鬼の家畜として扱われるという設定自体が重く、そこから始まる復讐譚には強い切迫感がある。
2
疾走感のあるバトル作画とスピーディーな展開
山本ヤマトによる勢いのある戦闘シーンの作画は、アニメでもテンポよく再現されており、シリーズ屈指のスピード感を味わえる。
3
人類側と吸血鬼側、双方の思惑が絡み合う群像劇
単純な人間vs吸血鬼の構図に留まらず、人類軍内部の対立や吸血鬼側の内部事情も並行して描かれ、物語に厚みを持たせている。
こんな人におすすめ
アニメを観て、名古屋決戦編より先の展開が気になっている人
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
第1期 1〜12話1〜5巻全12話
第2期 1〜12話6〜11巻全12話
管理人レビュー
テレビアニメは2015年に2クール連続で放送され、原作の序盤からいわゆる「名古屋決戦編」の途中までを駆け足気味に映像化している。1話あたりの情報量が多く、原作の緊迫感をコンパクトにまとめた構成が印象的だった。原作は現在も連載が続いており、アニメが終わった11巻の先には、人類軍の内部事情や吸血鬼側の思惑がさらに複雑に絡み合う展開が待っている。テンポの良いバトル演出とダークな世界観を気に入った人は、続きをじっくり原作で追いかける価値のある作品だ。
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