ホラー完結済み
人魚の森
原作:高橋留美子 / 全3巻・完結 / アニメ第1期まで放送

vol.1
アニメ TVアニメ「高橋留美子劇場 人魚の森」 = 原作 ①〜③巻
原作は
1巻から
アニメで全3巻ぶんを映像化済み。原作を1巻から一気読みOK
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どんな作品?
『人魚の森』は高橋留美子による短編ホラー・ファンタジー作品群「人魚シリーズ」の代表作で、『人魚の森』『人魚の傷』『夜叉の瞳』の全3巻からなる。人魚の肉を食べた者は不老不死になるという伝承をモチーフに、500年もの歳月を生きてきた青年・湧太と、幼い頃に人魚の肉を口にしたことで怪物へと変わりかけている娘・真魚との出会いと旅を描く。テレビアニメ『高橋留美子劇場 人魚の森』は2003年秋に放送され、最終話こそ表現上の理由で地上波では見送られDVD収録のみとなったものの、シリーズ全3巻の内容をほぼ通して映像化しており、原作既刊分をアニメでひととおり味わえる数少ない完結型の作品である。
あらすじ
人魚の肉を口にした者は不老不死になる――そんな言い伝えのもと、500年もの歳月を生きてきた青年・湧太は、自らを人間に戻す方法を探して各地を旅している。旅の途中で出会ったのは、幼い頃に人魚の肉を食べさせられ、心を凍らせたまま生きてきた娘・真魚だった。
不死という呪いに翻弄される者たちが、それぞれの土地で背負ってきた哀しい因縁。湧太と真魚は旅を続けながら、人を人でなくしてしまう人魚の肉をめぐる、生と死のあわいで揺れる人間模様に触れていく。
テレビアニメ『高橋留美子劇場 人魚の森』は2003年秋に放送され、最終話こそ表現上の理由で地上波では見送られDVD収録のみとなったものの、原作「人魚シリーズ」全3巻の主要なエピソードをほぼ通して映像化した。続きの巻数を気にせず、アニメを見終えた流れでそのまま物語の全体像を味わえる、数少ない完結型の作品である。
見どころ
1
「不老不死」という呪いの重さ
永遠に生きられることの幸福ではなく、時とともに人間らしさを失っていく恐怖と孤独を軸に据えた、高橋留美子作品の中でも異色のダークな読み味が持ち味。
2
短編でありながら濃密な人間ドラマ
限られた巻数の中に、旅先で出会う人々それぞれの因縁と決着が凝縮されており、一話一話が読み応えのある短編小説のような密度を持つ。
3
全3巻をほぼアニメで見届けられる完結感
全12話でシリーズの主要なエピソードをひととおり映像化しているため、アニメを見終えた時点で物語の大筋を味わい切ることができる。
こんな人におすすめ
不老不死をテーマにした哀しみのあるダークファンタジーが好きな人 高橋留美子作品の中でもホラー寄りの読み味を求めている人 短い巻数でしっかり完結まで楽しめる作品を探している人
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
全12話(第12話はDVD収録・地上波は全11話)人魚シリーズ 全3巻全12話
管理人レビュー
『うる星やつら』や『らんま1/2』のようなラブコメ路線とは一線を画す、高橋留美子の陰の代表作ともいえるシリーズ。全3巻というコンパクトさに、不死の呪いをめぐる哀しい因縁がぎゅっと詰め込まれている。2003年のテレビアニメはシリーズの主要エピソードをほぼ網羅しており、最終話が地上波では見送られた点を除けば、原作の読み味を丁寧に映像化した良質な完結編といえる。続きの巻数に悩む必要がない、数少ないタイプの作品でもある。
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