ファンタジー
夏目友人帳
原作:緑川ゆき / 全33巻・連載中

vol.1
アニメ 夏目友人帳 漆(第7期) = 原作 ①〜24巻
どんな作品?
『夏目友人帳』は、幼い頃から妖が見えることで孤独な少年時代を送ってきた夏目貴志が、疎遠だった祖母・レイコの遺品『友人帳』を受け継いだことから始まる物語。友人帳には、レイコがかつて力比べで負かした妖たちの名前が記されており、貴志はその名前を一つずつ持ち主に返してまわることになる。友人帳を狙う妖から貴志を守る用心棒として、強大な力を持ちながらどこかコミカルな招き猫姿の妖・ニャンコ先生(正体は斑)が同行する。一話ごとに一柱の妖との出会いと別れを描くオムニバス形式を基本としながら、貴志が少しずつ人との繋がりを取り戻し、亡き祖母の過去と向き合っていく縦軸が静かに積み重なっていく。TVアニメは2008年の第1期から2024年放送の第7期まで、劇場版・OVAを挟みながら7期にわたり展開されており、直近の第7期は原作24巻(および27巻の一部エピソード)までを映像化。続きは25巻から読むことができる。原作は現在も連載中で、最新33巻(2026年4月刊)まで刊行されている。
あらすじ
幼い頃から人には見えないはずの妖が見えてしまうことで、孤独な子供時代を送ってきた夏目貴志。両親を亡くし親戚の家を転々としていた彼のもとに、疎遠だったはずの祖母・レイコの遺品として『友人帳』が届く。それは、レイコが若い頃に力比べで負かした数多くの妖たちの名前を書き記した、いわば妖怪たちの「契約書」だった。友人帳を持つ貴志のもとには、名前を取り返そうとする妖たちが次々と現れる。貴志は、祖母に代わって妖たちに名前を返してまわることを決意する。強大な力を持ちながらどこか愛嬌のある招き猫姿の妖・ニャンコ先生を用心棒に、貴志と妖たちの、優しく切ない出会いと別れの物語が始まる。
見どころ
1
一話ごとに切なさと温かさが同居する妖との物語
貴志が出会う妖たちにはそれぞれの事情があり、名前を返すという行為を通じて描かれる小さな人間(妖)ドラマの積み重ねが、シリーズを通しての魅力になっている。
2
ニャンコ先生をはじめとする愛すべきキャラクターたち
強面の妖でありながらどこか間の抜けた招き猫姿のニャンコ先生や、貴志を取り巻く人間の友人たちなど、癒やしと笑いを添えるキャラクターも多い。
3
7期・16年以上続く長寿シリーズならではの積み重ね
2008年の第1期から2024年の第7期まで、長い年月をかけて積み重ねられてきた貴志の成長と、祖母レイコの過去をめぐる縦軸が、シリーズが進むほど深みを増していく。
こんな人におすすめ
一話完結のオムニバス形式をじっくり長く楽しみたい人 アニメ第7期を観て、貴志たちのその後が気になっている人
アニメと原作の対応表
アニメ原作の巻話数
第1期 全13話1〜3巻(暫定・要確認)全13話
第2期 全13話4〜6巻(暫定・要確認)全13話
第3期 全13話7〜10巻(暫定・要確認)全13話
第4期 全13話11〜14巻(暫定・要確認)全13話
第5期 全11話15〜17巻(暫定・要確認)全11話
第6期 全11話18〜19巻(暫定・要確認)全11話
劇場版(2018)・OVA(2021)を挟み、第7期 全12話20〜24巻+27巻の一部エピソード全12話
管理人レビュー
2008年の第1期から2024年放送の第7期まで、16年以上にわたり丁寧に積み重ねられてきたシリーズ。直近の第7期は原作24巻(および27巻の一部)までを映像化しており、続きは25巻から読むことができる。一話ごとに完結する妖との出会いと別れの物語は、回を追うごとに貴志の成長や祖母レイコをめぐる縦軸と絡み合い、静かな余韻を残す名作としての地位を確立している。長く付き合えるシリーズを探している人には特におすすめしたい。
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