『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』は、佐藤大輔が原作を、実兄の佐藤ショウジが作画を手がけ、月刊ドラゴンエイジ(富士見書房→KADOKAWA)で2006年に連載が始まった作品。ある朝を境に、人を襲う存在と化してしまう謎の感染症が発生し、私立藤美学園をはじめ社会全体が瞬く間に崩壊していく。主人公の小室孝たちは慣れ親しんだ校舎を離れ、武器を手に、変わり果てた街の中で仲間とともに生き延びる道を探し始める。銃器や身近な道具を用いたテンポの良い戦闘描写と、極限状況に置かれた登場人物たちの信頼や恋愛感情の揺らぎを並行して描くのが本作の持ち味で、緊張感と人間ドラマのバランスが多くの読者を惹きつけた。2010年放送のTVアニメ全12話(マッドハウス制作)は、原作コミックス第4巻あたりまでの内容を映像化しており、その先の展開は原作第5巻から読み進めることで確認できる。なお原作者の佐藤大輔は2017年に急逝しており、これを受けて単行本の新刊は刊行されないまま、作品は形式上は連載中の状態が続いている。物語は道半ばで途切れてしまったが、突然断ち切られたその結末までの道のりは、今も多くの読者の記憶の中で語り継がれている。
2010年7月から9月にかけて放送されたTVアニメ全12話(マッドハウス制作)は、原作コミックス第4巻あたりまでの内容を映像化したもの。原作漫画はこの後も物語が続いていくが、2017年に原作者の佐藤大輔が急逝したことをきっかけに連載は止まり、単行本は全7巻のまま、形式上は連載中という状態が続いている。アニメの続きが気になった読者は、原作第5巻から読み進めることで、テレビでは描かれなかった彼らのその後の旅路をたどることができる。なお2011年には番外編OVA「Drifters of the DEAD」も制作されているが、こちらは本編の続きを描いたものではなく、単行本第7巻の特典として制作された独立したエピソードである。