コミック図鑑 COMIC ZUKAN
ミステリー完結済み

ACCA13区監察課

原作:オノ・ナツメ / 全6巻・完結 / アニメ第1期まで放送
月刊ビッグガンガンスクウェア・エニックス青年漫画
全編アニメ化済み
ACCA13区監察課 の表紙
vol.1
アニメ 第1期 = 原作 ①〜⑥巻
原作は
1巻から
アニメで全6巻ぶんを映像化済み。原作を1巻から一気読みOK
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どんな作品?

『ACCA13区監察課』は、13の行政区が連合して成り立つ王国ダウアを舞台に、恩赦100周年を目前に控えた行政監察局員ジーン・オータスが、まことしやかに囁かれるクーデターの噂を追う物語。派手なアクションではなく、紫煙とコーヒーの香りが漂う大人の会話劇と緻密な世界観描写で魅せる異色の群像政治劇です。アニメは2017年冬に全12話が放送され、全6巻の原作を結末まで完全映像化しました。

あらすじ

王国ダウアは、13の行政区が連合して成立した多民族国家である。かつて起きたクーデター未遂事件から100年、記念すべき恩赦100周年の式典を控えるこの国で、行政監察局(ACCA)の局員ジーン・オータスは、局長の命を受けて13区それぞれの主任のもとを巡る「視察」の旅に出る。表向きは通常業務だが、その裏では「ACCAがクーデターを画策しているのではないか」という不穏な噂が囁かれていた。ジーンは各区の主任たちと言葉を交わしながら、自らの過去と国の行く末に静かに向き合っていく。

派手な銃撃戦や絶叫するような対立は一切描かれない。紫煙とコーヒーの香りが漂う執務室や、地方色豊かな酒場でのなにげない会話の端々に、登場人物たちの本音とクーデターの気配が滲み出す構成が本作最大の特徴だ。オノ・ナツメならではの端正で余白の多い画作りが、政治サスペンスというジャンルに独特の静けさと品格を与えている。13の行政区それぞれに異なる制服・名物料理・気候風土まで作り込まれた世界観は、繰り返し見返すたびに新しい発見がある緻密さを誇る。

アニメは2017年冬クールに全12話が放送され、原作全6巻の物語を結末まで完全に映像化した。放送終了と同時に原作も完結を迎えているため、「続きが気になるのに手元にない」というもどかしさを感じることなく、アニメで受けた余韻そのままに原作を読み進められる。静かな会話劇の中に張り巡らされた伏線は、結末を知った上で読み返すとより深く味わえるだろう。完結済みの全6巻なので、気になったら一気読みできるのも嬉しいポイントだ。

見どころ

1
全12話で原作全6巻を完全映像化
アニメは原作の結末までを丁寧に描き切っており、続きを気にせず一気に世界観へ没入できる。放送終了と同時に原作も完結という、珍しく「安心して見られる」構成になっている。
2
静けさの中に緊張感が漂う大人の会話劇
銃撃戦も絶叫もない。紫煙とコーヒーの香りが漂う執務室や酒場での何気ない会話の端々に、クーデターの気配と登場人物たちの本心が滲む。台詞と間の使い方が絶妙な作品。
3
13区それぞれの制服・食文化まで作り込まれた世界観
13の行政区ごとに異なる制服、名物料理、方言的な言い回しまで細かく設定されており、何度見返しても新しい発見がある。オノ・ナツメならではの端正な画作りも大きな魅力。

こんな人におすすめ

派手さより緻密な会話劇や心理戦が好きな人
完結済みで一気に読める作品を探している人
大人びたキャラクターたちの群像劇に惹かれる人

アニメと原作の対応表

アニメ原作の巻話数
第1期 1〜12話1〜6巻(完結まで)全12話
アニメで全巻映像化済み(全6巻)

管理人レビュー

管理人の総評
★★★★4.0/ 5.0

『ACCA13区監察課』は、13区の主任たちを訪ね歩くジーンの静かな旅路を丁寧に追いながら、視聴者にも「本当にクーデターは起きるのか」という緊張感をじわじわと植え付けてくる作品です。派手な見せ場を排したぶん、終盤で明かされる真相のインパクトが際立つ構成になっている。全12話で原作の結末まで描き切っているため、アニメを見た後に原作を読み返すと、伏線の細かさに改めて驚かされる。完結済みの全6巻なので、気になったら一気読みできるのも嬉しいポイント。

ストーリー
4.0
作画・世界観
4.5
キャラクター
4.0
続きの気になり度
3.5
アニメは全編映像化済み。
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